エスタ
ESTA 【 Electronic System for Travel Authorization 】 電子渡航認証システム
ESTAとは、米国が国境警備強化策の一環として導入した渡航認証のシステムのことで、ビザ免除プログラムの一部となっている。ビザ免除プログラム(VWP)参加国の者で、米国へビザを持たずに、90日以内の短期で渡航予定の渡航者は、出国の72時間前までを目処に、オンラインで渡航認証を受ける。2009年1月12日から申請が義務化された。
ESTAを申請すると名前や誕生日、パスポート番号、犯罪歴などの個人情報が収集され、それが米国国土安全保障省(DHS)のデーダベースと照合される。その後、申請が承認されたかどうかが数分以内に通知される。仮に回答が保留された場合でも、72時間以内に回答される。認証が拒否された場合には、最寄りの米国大使館か総領事館で査証申請を行う必要がある。
また、1度承認されると2年間有効となる。ただし2年以内にパスポートの期限切れを迎える場合は、その有効期限日までとなる。ESTAへの申請は2010年9月8日より有料となり、料金は14ドルとなっている。
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<92> 2010.10.28更新