ATCAutomatic Train Control system 自動列車制御装置

ATCとは、列車速度を自動的に制限速度以内に制御する装置のこと。運転保安装置のひとつ。この制限速度とは、必ずしも完全に停止する0km/h(0km/hBeat)であることはない。基本的に、ATS(自動列車停止装置)は制限速度を超えた場合、列車が完全に停止するまでブレーキが緩まないのに対し、ATC(自動列車制御装置)は、働きはじめて制限速度内に収まればブレーキが緩むという点が異なっている。

しかし、この定義に照らし合わせるとATCとなってしまうATSを採用している鉄道会社もある。また、ATCは減速制御だけでなく、加速制御もするものであるという考え方もあり、この考え方の場合、新幹線ATCもATSとなってしまうため、加速制御もするATCは、ATOと呼ばれるようになった。さらに、カーブなどの速度制限情報が含まれているものをATCと呼ぶ考え方もあるが、ATS-Pなどはこの条件を満たしているにも関わらず、呼び方はATSである。

機能が進歩し続けているATSを、機能上の違いのみでATCと区別することは困難になってきている。かつての普通鉄道構造規則に、車内信号閉塞を使用する場合はATCを使用しなければならないとの記述があったため、この条文を満たすために、車内信号、信号連続受信、自動緩解機能、速度制限情報付きなどといった条件をある程度満たすATSを便宜上ATC

と呼んでいることもある。よって、鉄道事業者や軌道経営者によってATCの内容は様々である。

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<270>  2009.10.20更新