どうしょう
道床
道床とは、レールを敷くところの地面のこと。地面とレールの座りを良くし振動や騒音をやわらげるクッション的な役目を果たしている。道床は、砂利やコンクリートでできており、それぞれバラスト道床、コンクリート道床(PC道床)などと呼ばれている。
道床と、その上にあるまくらぎ、軌条(レール)を合わせて軌道という。バラスト(線路の砂利)は、1つの大きさが約4cmの砕石で、厚みは線路の等級(列車の通過頻度や荷重)ごとに定められ、30〜20cm程度の厚さで敷きつめられている。
道床は下の路盤の影響で沈下することがあるが、特に排水処理が悪いところでは道床部が噴泥(白くなってレールが沈下している)してしまう。また、電車の重さや雨、風などの自然現象により弱くなるため、定期的に点検し、電車終了後〜始発電車までの夜間に交換する必要がある。
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<221> 2009.9.12更新