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農道離着陸場 【 農道空港 】

農道離着陸場とは、農林水産省が1988年から始めた農道離着陸場整備事業によって、農道を拡幅して造られた飛行場のこと。1991年に建設された「笠岡ふれあい空港」を皮切りに、1998年の「ふくしまスカイパーク」まで全国で計8箇所が建設され、現在まで運用されている。「農道空港」とも呼ばれるが、厳密には航空法や空港法が定める「空港」ではなく、国土交通大臣から飛行機の離着陸を許可された「場外離着陸場」の一種である。

滑走路は幅25メートル、長さ800メートル以上となっていて、小型飛行機やヘリコプターのみが離着陸できる。また、運用は昼間に限られている。地域で生産された高付加価値の農産物を大都市に空輸し、地域の振興を図る目的で整備事業は進められた。しかし、高速道の整備などにより農産物のトラック輸送が盛んになった結果、コストのかかる空輸はほとんど用いられなくなった。

当初、農道離着陸場は農産物の輸送以外には使用できないことになっていたが、その後、規制が緩和され、小型飛行機やヘリコプターの訓練、航空ショーなどにも使用されている。

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<730>  2011.5.10更新