けいべんてつどう

軽便鉄道

軽便鉄道とは、一般的な鉄道よりも低い規格で作られた鉄道のこと。1910年に施行され1919年廃止された「軽便鉄道法」により敷設された鉄道を指すが、森林鉄道、殖民軌道、鉱山鉄道など、鉄道法規の規定によらない低規格の鉄道全般を意味する場合もある。

軽便鉄道は、鉄道に比べて軽量で幅も狭いレールを使用し、小さな機関車や車両により運行していた。廉価で作れるのがメリットであるが、速度や輸送力が低いのがデメリットである。

1910年代は軽便鉄道法の施行によって、開業の免許資格や建設規定などが大幅に緩和されたため、小規模な資本でも鉄道建設が可能となった。また、営業開始から5年間は政府の補助を受けられたため、全国的に軽便鉄道建設ブームがおこった。しかし、廉価とはいえ鉄道建設は、資本のとぼしい地域にとっては負担が大きく、開業後の経営の苦しさや国鉄の誘致も手伝い、徐々に衰退していった。

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<900>  2012.1.18更新