てんてつき

転轍器

転轍器とは、分岐器の進路を変更する装置のこと。転じて分岐器そのもののことを指すこともある。昔は、転轍器は分岐器のそばにあり、駅員がそこまで行ってレバー(転轍てこ)を操作し、車両の進路を選択していた。

しかし、不便であったため、駅や信号場のある一角に転轍器を操作するレバーを集中配置するようになり、そこは、てこ扱所と呼ばれていた。転轍器から分岐器までは延々とワイヤーが張られており、それにより分岐器が動く仕組みになっているが、それ故に転轍器の操作は大変な重労働であった。

現在では分岐器の大部分がCTCなどで集中制御されることもあり、転轍器は多くの場合機械化されている。転轍器の操作を間違うと即重大事故に繋がる。特に、信号機と分岐器の開通方法が合っていない場合や、列車が分岐器を通過中に転轍器を操作した場合には、衝突事故や脱線事故が発生してしまう。そのため、転轍器には連動装置が設けられており、不正な操作が行なえないように安全設計となっている。

機構としては、手動転轍器や、電動機を用いて転換する電気転轍器、電磁的に制御される圧縮空気を用いて転換する電空転轍器、ばねを用いて転換する発条転轍器(スプリングポイントともいわれる)などがある。

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<251>  2009.10.3更新