はなじどうしゃ

花自動車

花自動車とは、車体にイラストが描かれ、電球と造花で装飾された大型自動車のこと。毎年5月に福岡県福岡市で開催される「博多どんたく港まつり」において、市内を走行する。4tトラックにパネルを取り付けたもので、1000個以上の電球と約1万個の造花が使われている。西日本鉄道(西鉄)が運行している。

明治時代に運行された「花電車」が原型。路面電車を運行していた西鉄の前身、福博電気軌道が路線の開通記念などに装飾した花電車を走らせていた。戦後の1947年から、博多どんたくで花電車が運行されるようになった。その後、昭和50年に路面電車が廃止され、花電車も終了したが、市民の要望により「花自動車」として復活した。

現在では、毎年6台の花自動車が運行されている。なお2010年以降、花自動車の電球は半分以上がLED電球となっていて、従来の白熱電球よりも消費電力を抑えている。また、2011年の花自動車の1台は、東日本大震災で被災した東北の復興祈念をテーマにしており、伊達政宗と直江兼続のイラストが描かれた。

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<727>  2011.5.3更新