せんぱくりょうりし

船舶料理士

船舶料理士とは、船舶で船員の食事の調理や管理を行う専門家のこと。国家資格となっているが、受験者数が5名以下の場合には試験自体が中止になることがある。総トン数1,000トン以上の船では、船舶料理士の乗船が義務付けられている。

受験資格は20歳以上の者で、試験日からさかのぼって10年以内に船舶内で1年以上調理に従事した経歴を持ち、2名以上の船長から調理能力を証明された者となる。なお、当該船長が外国人の場合は、船長に加え、日本人船舶職員から調理能力を証明されていることが必要である。

なお、海員学校の司厨事務科の卒業者で乗船歴2年以上の者や、船舶調理士養成学校で学科を修了し、乗船歴2年以上の者のほか、調理士、栄養士の有資格者などは無試験で資格が得られる。また、船員手帳の雇い入れ職名が司厨部員以外の者で、3年以上調理に関する業務に従事した経験を持つ者に対しては、2006年2月2日まで受験が認められていたが、現在は特例の適用がなくなっている。

試験内容は、食文化概論、衛生法規、公衆衛生学、栄養学、食品学、食品衛生学、調理理論食の7項目の筆記試験と実技からなる。実技は日本料理、西洋料理、中華料理をそれぞれ、約30分間で2人前の料理を作り、調理技術、スピード、出来栄え、態度等で採点する形式となっている。

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<921>  2012.2.14更新