こうくうかんせいかん

航空管制官

航空管制官とは、航空交通管制業務を行う職業のこと。レーダーなどの機器を使って航空機の位置関係を把握し、航空機間や障害物との安全間隔を確保して、飛行中の航空機や空港に離着陸する航空機のパイロットに無線電話で指示を与える。航空交通の安全の確保が使命である。日本では、国土交通省に所属する国家公務員となる。

航空管制官の業務は2種類あり、ひとつは、空港の管制塔に勤務して、航空機に離着陸の許可を与えたり、飛行方向や高度の指示、着陸する飛行機の誘導を行うもの。もうひとつは、全国4か所の航空交通管制部に勤務して行う管轄区域の監視業務で、巨大レーダーで数十の空港に離着陸するすべての航空機の動きを監視し、航空機に適切な指示を与えるものである。すばやい現状把握と判断、実行の能力が必要とされ、通信は英語で行うため英会話の能力も必要となる。

航空管制官になるには、航空管制官採用試験に合格する必要がある。かつては、航空保安大学校の航空管制科に入学して卒業すると航空管制官になれるという方法もあったが、2010年に航空管制科が廃止され、現在は航空管制官採用試験のみが航空管制官になる唯一の方法となっている。

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<803>  2011.9.15更新