りゅうしじょうぶっしつ

粒子状物質PM Particulate Matter

粒子状物質とは、固体や液体の小さな粒子のこと。特定の物質のことをさしておらず、マイクロメートル単位の粒子であれば粒子状物質となる。工場などから排出されるばいじん、固体を粉砕することで生まれる粉じん、ディーゼル自動車の排気ガスに含まれる黒煙などから、粒子状物質が生まれている。

粒子状物質の中でも直径が10マイクロメートル以下のものはSPM、2.5マイクロメートル以下のものはPM2.5と呼ばれており、肺に沈着して炎症を起こしたり、発がん性物質となる可能性があるなど、人体に悪影響を及ぼす。

近年では東京都などの大都市圏の自治体で、ディーゼル自動車が排出するPMやSPMによる健康被害を防ぐため、ディーゼル車規制を実施している。自治体が定めたPMの排出量基準値をクリアしたディーゼル車でなければ、通行することができない。こうした基準をクリアするクリーンディーゼル車と呼ばれる車種が開発され、実用化されている。

また日本では国の法律でも自動車NOx・PM法というものがあり、自動車から出るNOxやPMの排出量を制限している。

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<611>  2010.9.2更新