いぬくぎ

犬釘

犬釘とは、レールを木製の枕木に固定するための専用の釘のこと。レールの浮上りを防ぎ、正確な軌間を保持する役割がある。かつては頭の形が犬の頭に似ていたためにこの名前があるが、現在は楕円形の頭をしたものが使われている。

錆びない鋳鉄製のものもある。かつては、レールをまくらぎに固定する唯一の方法であったため、保全・保安のためにハンマーなどで緩みなどを直す軌道の仕事をする線路工夫の姿が線路上で見られた。ただ、木製のまくらぎと犬釘は、振動によって緩みやすいこと、再度打ち込んでも同じ拘束力が発揮できないことなど問題点も多く、鉄道の高速化などに伴い、コンクリートマクラギや、まくらぎを全く使用しないスラブ軌道になってきている。コンクリートまくらぎでは犬釘は使わず、代わりにボルトなどが使われている。

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<240>  2009.9.25更新