ぎょぎょうとりしまりせん

漁業取締船

漁業取締船とは、密漁などの不法操業を取り締まり、水産資源を保護する船舶のこと。不法操業を予防、摘発したり、場合によっては船舶の臨検や乗員の逮捕も行う。農林水産省の水産庁が所有する水産庁漁業取締船と、都道府県が所有する都道府県漁業取締船がある。また、船員ごと船舶をチャーターする傭船によって、漁業取締船を運用している場合もある。

漁業取締船に乗船している水産庁の漁業監督官または都道府県の漁業監督吏員は、特別司法警察職員として、令状にもとづく逮捕や送検を行うことができる。ただし、銃器の携帯は認められておらず、特殊警棒や手錠、音響弾、放水銃などの使用のみが認められている。

漁業取締船は、漁船を追いかけるために高速であり、長期間の監視を行うために航続距離が長いのが特長である。また、漁業の取り締まりだけでなく、災害時には支援物資を運搬するために用いられることがある。

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<701>  2011.3.23更新