おんしつこうか

温室効果 【 グリーンハウス現象 】

温室効果とは、大気中の二酸化炭素やメタンガスなどの温室効果ガスが地球表層を覆い、地表から宇宙への熱放出が抑えられる現象のこと。温室効果とも呼ばれ、地球温暖化の一因と考えられている。

太陽からの赤外線放射で地表に蓄えられた熱エネルギーは、本来、宇宙空間へ放出され、放射と放出が均衡していることにより、地表温度は生物の居住に適した高さに保たれる。しかし、温室効果ガスは、地表からの熱エネルギーを吸収する特性があるため、温室効果ガスの濃度が上昇すると均衡が崩れ、気温を上昇させる。

1956年以降、温室効果ガス濃度が大幅に上昇しており、発展途上国での大規模な森林伐採や、先進国での自動車の普及などが原因として考えられている。グリーンハウス現象による地球温暖化は生態系の破壊、異常気象の原因とされており、温室効果ガス削減は国単位を越えた国際的な課題となっている。1997年に採択された京都議定書では、温室効果ガス排出量の目標値などが国際間の法的拘束力をもって設定された。しかし、発展途上国の削減義務がないことや、世界一の二酸化炭素排出国であるアメリカが批准していないといった課題も残されている。

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<1008>  2012.10.24更新