ふゆうりゅしじょうぶっしつ

浮遊粒子状物質SPM Suspended Particulate Matter

浮遊粒子状物質とは、粒子状物質のうち、直径が10マイクロメートル以下のもの。工場などから排出されるばいじん、固体を粉砕することで生まれる粉じん、ディーゼル自動車の排気ガスに含まれる黒煙などから、SPMが生まれている。また、直径2.5マイクロメートル以下はPM2.5と呼ばれる。

SPMは肺に沈着して炎症を起こしたり、発がん性物質となる可能性があるなど、人体に悪影響を及ぼす。このためSPMには国によって環境基準が定められており、1時間値の1日平均値が0.10mg/m3以下、1時間値が0.20mg/m3以下となっている。

SPMよりも小さいPM2.5については、2007年に環境基準が設けられたが都市部の大部分で基準を満たしていない上に、自然由来のものや大機中の光化学反応で二次生成される場合もあるので、規制のあり方を定めることが困難になっている。

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<612>  2010.9.2更新