こくみんしゃこうそう

国民車構想

国民車構想とは、国が一般市民の乗用車所有を推進する計画。ドイツやインド、日本、中華人民共和国、マレーシア、インドネシアで実施された。日本では1955年にスクープとして報道された通産省の川原晃重工業局自動車課技官らよる国民車育成要綱が国民車構想とされている。

国民車育成要綱では以下の5つの条件を満たした自動車メーカーに国が補助をすることになった。条件は(1)4人乗りまたは2人乗りで、積載量が100キログラム以上 (2)最高時速100キロメートル以上 (3)平らな道を時速60キロメートルで走った場合1リットルの燃料で30キロメートル以上走れること (4)大きな修理なしで10万キロメートル以上走れること (5)月産2000台の場合15万円以内でつくれること、材料費10万円、工数70時間以内、エンジン総排気量360〜500cc、車重400キログラム以下となっている。

この条件を最初に満たしたのは1958年に発売された富士重工業のスバル360だった。結果大衆の自家用車普及を促し、モータリゼーションの進展にもつながることになる。

    <$Rel2>
    <$Rel3>
/
/
<267>  2009.10.17更新