じんりきしゃ

人力車

人力車とは、人間を原動力として乗客を輸送する車のこと。「人力」や「力車」とも呼ばれる。明治から大正、昭和時代にかけて、徒歩よりも高速な移動手段として多く用いられた。人力車を引く人を俥夫、車夫、車力という。かつては、庶民にとってもメジャーな乗り物だったが、昭和初期以降に廃れていき、現在ではおもに観光地での遊覧用として利用されている。観光名所のコースを遊覧し、俥夫がガイドとして解説するものが一般的である。

人力車に乗れる観光地としては、浅草雷門や鎌倉、横浜中華街、伊豆伊東、京都嵐山、奈良公園、道後温泉、湯布院のほか、北海道小樽市、埼玉県川越市、千葉県成田市、岐阜県高山市などが挙げられる。

人力車は道路交通法では軽車両として扱われるが、自転車とは異なるため、自転車道や道路標識によって自転車通行可とされている歩道は通行できない。また、路上での駐車も禁じられており、客待ちで停車している人力車が警告を受けることもある。

/
/
<890>  2012.1.10更新