ロングレール

ロングレールとは、全長200m以上の特別に長くしたレール(軌条)のこと。従来、レールは温度によって伸び縮みするので、25メートルまたは50メートル毎に継ぎ目を設けて敷設され、あまり長いレールは使えないと考えられていた。

しかし、最近では長いレールを敷設した場合でも、中間部分(不動区間)はレールが伸び縮みする力と地面との摩擦力が相殺されて動かないことがわかり、中間部分を固定し、両端(可動区間)で伸縮に対する処理をすればよいことがわかってきた。

ロングレールは、工場で200メートル程度のレールを製作し、それを現場で溶接して敷設している。通常のレールに比べて、保守の手間が大幅に省け、レールの継ぎ目が減ることから、安定走行、騒音の低減、乗り心地に大きなメリットがある。

しかし、ロングレールは使用できる場所が限られており、カーブ半径400メートル以上、PCマクラギ使用、バラスト軌道などの条件があり、また敷設時は夏や冬は避けなければならない。

世界最長のロングレール(スーパーロングレール)は、年間を通じて温度や湿度の変化がほとんど無い青函トンネル内で使われている長さ約53kmのものである。

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<224>  2009.9.15更新