リカンベント

リカンベントとは、一般的な自転車におけるサドル部分が背もたれ付のシートになっていて、ペダルがそのシートの前方にある形状の自転車。その構造上、運転者は自転車に「またがる」のではなく、シートに「腰をかける」というスタイルで走行する。リカンベント(recumbent)とは、英語で「姿勢が横向きの」という意味。

リカンベントは車高が低くなるので空気抵抗が少なく、平坦地での高速走行性に優れる。またロードレーサーマウンテンバイクなどと比べて運転中の基本姿勢が楽なものとなっているため快適な長距離走行が可能となっている。反面、立ち漕ぎができないため登り坂走行には向いていない。

また、リカンベントは一般の自転車とかなり構造や運転方法が異なるため、運転できるようになるにはある程度の時間と技量を要する。メーカによっては三輪や四輪のものもあり、独特の形状をしている。日本の道路交通法では全長190cm以下、全幅60cm以下であれば「普通自転車」として扱われるため、普通に公道を走ることが可能である。

リカンベントは平地の多い欧米では普及率の高い自転車で、2輪、3輪、4輪、また、時速20km以下のツーリング用から時速100km以上のレース用など様々な車種がある。坂道の多い日本では利用者は少なく、所有者は趣味的に愛好する人が多い。

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<561>  2010.7.22更新