フォボスグルント

フォボスグルントとは、ロシアによる火星と火星の衛星「フォボス」を調査する探査機のこと。フォボスソイルとも言う。フォボスグルントはロシア宇宙軍が1999年に計画を開始し、フォボスの土壌試料を採取して地球へ回収することを目的として、2011年11月9日にバイコヌール宇宙基地より打ち上げられた。しかし、地球周回軌道からの離脱に失敗し、2012年1月15日に太平洋上へ落下した。

落下地点はチリ南部、ウェリントン島の西方1,250kmと予測されている。フォボスグルントはゼニットロケットに乗り打ち上げられたが、フォボスグルントのメインエンジンが点火しなかった。そのため、火星への軌道に乗れず、地球周辺で回り続け、高度を下げていた。

フォボスグルントには中国初の火星探査機「蛍火1号」も搭載されており、2機共に地球に落下した。蛍火1号はカメラや磁力計などを搭載しており、火星の近くでフォボスグルントから分離し、火星周回軌道に投入された後、約1年間にわたって火星と衛星のフォボスを観測する予定だった。

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    <920>  2012.2.13更新