ピストバイク

ピストバイクとは、トラック競技用の自転車のこと。見た目や構造はロードバイクと似ている。特徴としては、単速ギアで変速機がなく、固定ギアでペダルを逆に回すとバックが可能な点が挙げられる。ペダルを踏んだ力がほぼそのまま車輪に伝わるため、エネルギーを無駄に使うことなく、高速な走行ができる。また、競技用自転車のためブレーキがつけられていない。

重量は7、8kg程度と軽いほか、シンプルな構造のため壊れにくくメンテナンスがしやすいという利点もある。本来トラック競技用であるが、1970年代からニューヨークなどで自転車便のメッセンジャーがピストを利用したことから、街乗り用としても注目されるようになった。2000年代になると、ストリートカルチャーとともに日本に輸入されるようになり、日本の公道での利用も増加した。

道路交通法では自転車にブレーキの装着を義務付けており、ブレーキを装着せずにピストで公道を走ると、制動装置不良自転車運転として取り締まられる。しかし、ブレーキを装着しないピストの違法走行が横行しており、事故が多発するなど社会問題となっている。

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<871>  2011.12.20更新