ドラゴンブイツー

ドラゴンV2 【 クルードラゴン 】 Dragon V2

ドラゴンV2とは、スペースエクスプロレーションテクノロジーズ(スペースX)社が開発している有人宇宙船のこと。国際宇宙ステーション(ISS)に水や食料などの物資を送り届ける無人補給船「ドラゴン」を改良してつくられる。従来のドラゴンが使い捨て前提なのに対し、ドラゴンV2は有人かつ再利用可能なことが特長。2014年5月、スペースX社の施設内で試作機が初公開された。

最大7人までが搭乗できるカプセル型の有人宇宙船であり、内部には上段4席、下段3席のパイロットシートが備えられている。中央には4面ディスプレイと操作パネルが設置され、ディスプレイをタッチすることで操作が行えるほか、緊急時には操作パネルにあるボタンと操縦桿でも操作が可能。また、船体には、8基の液体ロケットエンジン「スーパードラコ」が装着されており、打ち上げ時の緊急脱出や、宇宙空間での軌道変更、地上での軟着陸といった用途で使われる。ロケットエンジンの逆噴射でバランスを保ちながら着陸することにより、船体の損傷が少なくなり、燃料を充填することで宇宙船の再利用が可能になる。

2015年5月、米国のフロリダ州にあるケープカナヴェラル空軍ステーションにて、ドラゴンV2によるスーパードラコを使用した緊急脱出テストが実施された。2016年頃には無人での宇宙飛行を予定しており、2017年の有人飛行実現を目指している。

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<1178>  2015.6.23更新