ササラでんしゃ

ササラ電車

ササラ電車とは、北海道を走る路面電車の札幌市電と函館市電で運行されている除雪用車両のこと。車両の前部にササラと呼ばれるローラー状のほうきを付けていて、これを回転させながら走ることで、線路上の雪を線路脇にはね飛ばす。

「ささら(簓)」とは元々、細かく割った竹を束ねたもので、食器や鍋の汚れを取る台所用品である。1915年に現在の札幌市電の技術者がささらからヒントを得て、ササラ電車のササラを考案した。現在でも、ササラには竹が用いられていて、山口県萩市で収穫された孟宗竹などが原料となっている。4両のササラ電車を所有している札幌市電では、1シーズンに1車両あたり2、3回のササラの交換を行う。

ササラ電車が勢い良く雪をはね飛ばし、雪煙を上げて走る姿は壮観であり、北海道の冬の風物詩の一つである。

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<718>  2011.4.21更新