サイレントタイム
サイレントタイムとは、災害や大事故の際に、取材のためのヘリコプターなどの重機の使用を一定期間自粛し、静かな時間をつくること。
1995年の阪神淡路大震災の際、取材のためのヘリコプターが多く飛び交ったことで、倒壊した家屋の下敷きになった救助を求める人々の声が聞こえなかったという問題があったために、サイレントタイムが日本で導入が叫ばれるようになった。生き埋めとなった人を救出できるのは地震発生後から3日間だといわれている。
内閣府と日本新聞協会などは、サイレントタイムを導入する方向で動いているが、あまり早い時間に長時間の規制をすると、国民に災害状況が正しく伝わらない恐れもあるため、どこでどれくらいの時間規制をするかは議論の余地がある。
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<440> 2010.2.26更新