エアバッグ

エアバッグとは、自動車に搭載された乗員保護装置のひとつで、衝突時の救命装置のこと。シートベルトの補助拘束装置(SRS:Supplemental RestraintSystem)である。よって、SRSエアバッグといわれることもある。

車両が衝突した際、シートベルトを着用した乗員がステアリングやフロントガラスなどに衝突することを防ぎ、衝撃を緩和することを目的としている。

起源は、1967年にイートン社が発表したものにある。

実際に市場に投入されたのは、1974年にゼネラルモーター社(GM)から発売された、前面衝突用両席エアバッグシステム(運転席と助手席)である。

エアバッグシステムは多くの部品から成り立っているが、基本的には、センサ、インフレータ、バッグ、回転コネクタ(運転席側のみ)、コントロールユニットから構成されている。正面からの強い衝撃に対して、作動するように設定されており、衝撃を感知したセンサからの信号が、コントロールユニットを経由してインフレータ(ガス発生装置)を点火させ、発生したガスにより、衝突から約0.03秒後にはエアバッグがふくらむ仕組みである。衝突してからエアバッグがふくらみ、収縮するまで約0.2秒で展開が終了する。

エアバッグは1回しか起動しないため、多重衝突事故などでの2回目以降の衝突に対しては効果がない。

また、衝突速度が低かったり衝突の角度が大きい場合にはエアバッグは作動しない。エアバッグが作動しても効果を発揮しない場合(横転など)もあるため、シートベルトの着用は必須である。(SRS)サイドエアバッグを搭載している車種もあり、これは、自車の客室部に対し横方向から一定以上の強い衝撃を受けたときに作動する。

サイドエアバッグ搭載車に乗車する際は特に、ドアにもたれかからないようにする。

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<106>  2009.2.6更新